平成30年1月24日作成

麦類

(担当)JA全農さいたま 営農支援課

麦の2月農作業は、2回目もしくは3回目の麦踏みや雑草対策と大麦類の追肥などの作業があります。これら作業をしっかり行い、健全な生育を確保し生育後期につなげましょう。

1 気象庁1か月予報

気象庁の関東甲信地方の1か月予報(1月20~2月19日)では、気温は低い確率が60%。日照は平年並が40%、多いが30%と晴れの日が多いと予報されています。

降水量は平年並みが40%。多いが各30%で少ないが30%の確率となっています。低温が続く場合麦の茎立や幼穂の発育が遅れる可能性があります。

2 今後の管理

(1)麦踏

1月の気温は平年に比べ低く推移しています。今後も予報では低い確率が60%とされています。周期的に来襲する寒波による土の凍結や霜柱による根の浮き上がりが心配されます。
1月22日の降雪が溶け、麦畑に入れるようになったら2回目、もしくは3回目の麦踏みを必ず行いましょう。

(2)雑草防除

播種後60日が経過し低温が続いていますが、1月中旬を過ぎるとスズメノテッポウや広葉雑草の発生が見え始めています。草種に合わせた薬剤を選定し、その薬剤の散布適期(雑草の葉齢等)、散布量を良く確認し確実な効果が得られるようにしてください。
(下表は前回12月情報の再掲)「平成29年まき 埼玉県 今月の麦作り」より転記 

(3)二条大麦(ビ-ル麦)、六条大麦の追肥

ビ-ル麦、六条大麦については、醸造適性や加工適正に優れた充実の良い麦を生産しなければなりません。そのためには追肥を行い、加工適正に優れた良品質麦生産を達成しましょう。

2月下旬、彩の星の幼穂

ビ-ル麦で29年産、タンパクが高いと指摘されたほ場では、2月上旬に高度化成で10~15kg/10aを、また、タンパクが低いと指摘されたほ場では、2月下旬に同じく15kgを追比しましょう。ビ-ル麦の適正タンパク含有率は10~11%です。

六条大麦の追肥適期は2月中・下旬です。追肥量は、高度化成nで 10~15kg/10aを目安に行ってください。特に六条大麦は タンパク含有率が高いほど美味しい麦茶となります。

※石灰窒素含有肥料等は肥効が長く続きタンパクや収量向上に有効です。